はじめに
月次報告とは、毎月の財務状況と経営成績を報告するものです。
月次報告書をもとに、前年同月との比較を行い現時点の利益や原価率、キャッシュなどを把握することにより問題点や改善点などを提案します。
数字が苦手な方にもわかりやすく、説明するように心がけています。
ポイント
決算は年に1回ですが、月次報告を通して、社長や経理担当の方と毎月の数字を見ていくことで現在の会社の業績をいち早く把握し、今何をすべきかを分析します。 そして決算までにどういった手を打つべきかを一緒に考えていくことが、月次報告の目的です。
澁谷税理士事務所のしている事
当事務所では、月々の貸借対照表、損益計算書を作成後に、いくつかの資料をもとに担当者が説明を行います。 資料は顧問先様の業種や規模など、その顧問先様の特徴に応じた資料を当事務所で作成致します。 主な資料としましては、「財務報告書」「推移財務報告書」「三期比較損益計算書」といったものが挙げられます。
「財務報告書」とは・・・
貸借対照表と損益計算書を記載した資料です。
貸借対照表からは、現時点での会社が保有している財産や借金や資本など、利益だけではわからない会社の現状を把握することができます。
損益計算書からは、会社の期首から現在までの売上から利益までの実績を読み取ることができます。
「推移財務報告書」とは・・・
期首から現在までの利益状況を月ごとに比較することができます。
「三期比較損益計算書」とは・・・
進行期を当期として、前期、前々期の3年分の利益状況を月次と累計で比較することができます。
これらの資料をもとに、売上予測を考え、資金繰りについてもご提案致します。
他にも、経理初心者の方にも分かりやすいように、売上や利益をグラフで見て頂くこともできます。
社長や経理担当の方がご納得頂けるように、分かりやすく工夫しながら各勘定の実績を報告致します。
もちろん、その都度ご質問をお受けしながらご説明致し ます。
また、月次報告の際には、経営成績の報告といった会社の数字のことだけではなく、税務や経営や会計に関する一般的なご質問等もお気軽にご相談頂けます。
経理ご担当の方にお願いしたいこと
月次報告を行うためには、毎月の訪問日までに、その前月までの記帳をできるだけ正確に行って頂く必要があります。
経理担当の方には、日々計画的に記帳して頂くようにお願いしております。
分からないことや不安なことがございましたら、お気軽にご質問下さい。