令和3年2月15日、遂に事業再構築補助金について、随分とわからなかった部分が公表されました。

今回は、スケジュールを確認してみます。

①事業計画を策定
 ここは、認定支援機関と相談しつつ策定しなければなりません。

公募申請
 公募開始が3月の予定
です。
 「よくあるお問い合わせ Q3」によると、第1回目の公募に関しては、1か月程度の公募期間が想定されています。

③「採択」
 ここでやっと、以下の図の入り口にたどり着きます。
 公募したからといって、必ず採択されるわけではありません。
 しかし、今回は、予算も大きいことから、採択率は高くなりそうです。

④交付申請
 正式な交付の申請です。

⑤交付決定
 中小企業庁から、交付決定通知が届くものと思われます。

⑥補助事業期間
 設備の購入等を行います。
 ここで事業を再構築のための骨格を作っていくことになります。

⑦実績報告
 損益計算書等で実際の状況報告をしていきます。

⑧確定検査
 採択されたからと言って、ただ闇雲に支給されるわけではありません。
 ここで、実績報告を精査し、補助額が確定されます。

⑨精算払請求
 確定検査を受けて、いよいよ支給請求です。

補助金の支払
 ここで、やっと補助金がもらえます。
 ②の公募申請から、およそ1年半くらいかかることになります。

⑪事業計画期間
 5年間は、年次報告をしていきます。
 国からしても、出しっぱなしというわけにはいきません。
 決算書等での報告が想定されます。