本年10月の消費税率引き上げとともにキャッシュレス決済のポイント還元策が始まります。経済産業省の補助もあり、今後キャッシュレス決済に対応する事業者(加盟店)が増えると思います。
今回は、加盟店が決済事業者に支払う手数料の消費税処理について
注意するポイントを紹介します。
決済手数料に消費税がかかるか否かは、
金銭債権の譲受けに当たるかがポイントとなります。
クレジットカードの決済手数料は、消費税は非課税になります。
これは、店舗が商品を販売した消費者に対して持つ債権をカード発行会社(決済事業者)に譲渡する形となり、店舗が負担する決済手数料は金銭債権の譲受けに該当するため、非課税になります(図1)。