【2012年7月21日】
国税庁は7月2日、
相続税や贈与税の計算の基礎になる平成24年分の路線価を公開しました。
今回は東日本大震災で被災した地域について、
平成24年1月1日現在で原発事故に関する
「警戒区域」と「計画的避難区域」に設定されている地域は、
路線価を定めることが困難であることから評価をゼロとしています。
なお、最も路線価が高かったのは、
昭和61年分以降27年連続で、
東京都中央区銀座5丁目の銀座中央通りで、
1平方メートルあたり2,152万円(・_・;)。
岡山県の最高額が、
岡山市北区本町の市役所筋(東側)の
1平方メートルあたり92万円ですから、
いかに高いかがご理解いただけると思います。
ところで、この路線価と似た言葉として
公示地価、基準地価、固定資産税評価額といったものがありますが、
その違いをそれぞれ次回以降の「事務所だより」で簡単にご説明します。