【2012年6月12日】
現行の消費税5%の内訳は国税4%、地方税1%です。
正確には、国税部分を「消費税」といい、地方税部分を「地方消費税」といいます。
よくよくレシートを見ると「消費税等」と書かれていたりしますが、この「等」が地方消費税なのです。
ところで、まだまだ未確定な部分はありますが、
どうやら消費税の税率は
平成26年4月1日から8%、
平成27年10月1日から10% になりそうです。
では、今後の税率アップに伴って、
消費税の国税と地方税の割合は
どのように推移していくのでしょうか?
この点について、
今年1月6日に政府・与党が決定した「社会保障と税の一体改革素案」では、
平成26年4月1日から
国税6.3%、地方税1.7%で合計8%
平成27年10月1日から
国税7.8%、地方税2.2%で合計10%
とする案が示されていました。
何とも複雑な税率になりそうです。